2016. 6.21  親不孝者

いつかはこんな日が訪れる事くらい分かっていたハズなのに、不思議と心の何処かで、いつまでも親って居てくれるような気がしてた。

 

先週、お袋がこの世を去りました。

 

まだ無邪気だった子供の頃、叱られた訳が、自分も親となって分かるようになりました。

若さに任せて、尖ったり、素直になれない、そんな頃もありましたが、どんなに背伸びをしても、なんだかんだ言って、結局はお袋に甘えてばかりだったと思い返します。

口やかましいお袋だったけど、それはそれで、一生懸命叱ってくれた愛情だったと、今となっては強く感じます。

 

大学に合格した時、卒業して歯科医師となった時、一番に喜んでくれたのは、他でも無いお袋でした。

人並みに家庭を築いて、開業した時も、お袋の励ます言葉が身にしみました。

心配や迷惑ばかりを掛けてきて、デキの悪い、きっと期待通りの息子ではなかったろうけど、少しはお袋が望むような息子になれたのでしょうか。

 

寂しく無いと言えば嘘になるけど、親父も元気で、辛いことも分け合える兄弟もいて、きっと安心してお袋はこの世を去ったと思います。 

そして、向こうには、爺ちゃんも婆ちゃんもヤツもいるから、お袋もきっと寂しくなんか無いはず。

 

たいした親孝行も出来ず、もう届く事はない声だけど、返しても返しても、返しきれない感謝の想いに精一杯のありがとうを伝えます。

 

生きていたなら、「次はもっとデキが良くて、素直で親孝行な息子が良いわ」ナンてきっと笑って言うだろうけど、次また生まれ変われる時も、お袋の子に生まれたいと思います。

その時まで、暫しのお別れです。

 

今日まで沢山の愛情と幸せくれたお袋、本当に本当にありがとう。 

 

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