2010. 6.30  矯正用のインプラント

若松先生担当の患者様。

本日は、矯正治療の為のインプラントを埋入でした。

 

矯正治療では、歯を動かすために固定源が必要で、通常は歯根がしっかりとした大臼歯を用いますが、「大臼歯そのものを動かしたい」「大臼歯が歯周病で固定源には不安」などという場合、特に矯正用のインプラントは、直接骨に強固な固定源に求められるためとても有効です。

また、通常の歯科用インプラントを利用する場合もありますが、矯正用のインプラントを用いることで、歯の移動が早くなる分、治療期間が短縮出来たり、今までの矯正治療では困難だった動きが可能だったり、適応の拡大など沢山のメリットがあります。

しかしながら、ここで勘違いしないで欲しいのは、とても素晴らしいシステムですが、このような矯正装置を使っても、同じ治療内容や結果が得られるというワケではありません。

矯正治療は「何の装置を使うかではなくて、何を治すかが重要!」です。

 

 

・・・で、実際こんなカンジ。

分かりづらいですが、歯茎のところのポッチみたいのが矯正用のインプラント。

DSC00238-1(手術時間は約5分)

麻酔も少量で痛みもほとんどありません。

 

患者様もアッという間過ぎてビックリ  でした。

コメントは受け付けていません。