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2010. 1.10  歯科の未来予想図

2011年1月10日 月曜日

永久歯が生えてこない子供が増えているそうで、北海道大学、昭和大学、鶴見大学、朝日大学、大阪歯科大学、九州歯科大学、鹿児島大学の附属病院小児歯科が協力して2年間にわたって実施した調査の結果、7歳以上の子供1万5544人のうち1568人に永久歯の先天欠如があることが分かったそうです。

また、発現頻度は、最近生まれた子供ほど高いそうです。

フクダも一臨床医として、確かに昔に比べて増えているように感じます。

 

正確な原因もまだ明らかではありませんし、この結果だけで本当に実際増加しているかどうかは分かりませんが、約1割もの子供に永久歯の先天欠如があることは、小児期の先天的な歯科疾患としては問題ですね。

 

その一方で、マウスの歯の一部を体外で培養し、完全な歯を再生することに世界で初めて成功したと、日本歯科大学生命歯学部の中原貴教授と同大新潟生命歯学部の佐藤聡教授の研究チームが、先日、明らかにしましたが、近い将来、こういった先天欠如のケースに、体外で培養し再生した完全な歯を移植する時代が来るのかもしれません。

 

まぁ その頃にはきっとフクダは生きてないでしょうケド。。。